Project

DEI思考カード 「DEI CARD」電通のクリエイティブ思考でDEIを考える

Client
電通ジャパン自社事業
Tag
  • サービスデザイン
  • UI/UXデザイン

概要

DEIの課題解決を助ける「クリエイティブ思考」を疑似体験できるカードとゲームを開発し、これらを使ったアイデア創出ワークショップをパッケージ化。

DEIもクリエイティブ思考に!

近年注目が高まりつつある「DEI」。
Diversity(ダイバーシティ)、Equity(エクイティ)、Inclusion(インクルージョン)の頭文字を取ったこの言葉は、「多様性」を認め合い、「公正性」をもって不均衡の調整を行い、誰もが貢献できる「包括性」のある環境を目指す取り組みを指します。

DEIを考えるにあたって、当事者の方々の話を聞いたり課題を知ることは何よりも大切です。
だからこそ、私たちは、そこで止まることなくもっと思考を巡らせ積極的に参加したいと考えました。

DEIの課題を解決して推進していくにはクリエイティブ思考が必要なはず。
電通CRの日頃の仕事で行なっている、クライアントの課題を解決するクリエイティブ思考をDEIでも疑似体験できるカード&ゲームを2種類開発。このカードのきっかけに社内の、地域の、世界のDEIの推進を後押しできればと思っています。

TALK DEI CARD
-アイデアの発散とインプット-

DEIに関連する問題が記載されたカードを見て、アイデアを出していくカードゲームです。

カードは表裏で対になっており、片面にDEI関連のクイズが書かれたカード、もう片面にはそのクイズのヒントになるような世の中の制度や事例などが書かれたインスピレーション面で構成されています。グループごとにひとつのクイズ問題に対していろいろな角度からアイデアを出し合うゲームです。

PLAY DEI CARD
-インサイトとバイアスの発見-

ラジオの悩み相談の様にDEIに関連する悩み相談を疑似体験するカードセットです。

7枚1セットのカードで、「相談カード(ラジオのリスナーからのお便りのようなDEIならではの相談か書かれたカード)」と、6枚の「ロールプレイングカード(いろいろな人になりっきて考える役柄)」で構成されています。※ロールプレイングカードの中には、皆の聞き役になる「DJカード」も含まれています。

このカードセットは、当事者(またはワークショップ参加者)の課題をもとにカード開発することからスタートし、カード開発やワークショップ開催を通して、クライアントにソリューションを提供することが出来ます。

 

 

djグループ内DEI推進からクライアント・ソリューションへ。
人材育成・企業カルチャー変革に。

2024年夏を皮切りに、多数の社内・djグループ内でのワークショップを開催してきました。
それらの活動の中では、人材交流や人材育成の観点もワークショップの目的として組まれていることもありました。

2025年2月には、「女性医療ネットワーク」での「女性の健康特性を活かした社会へ」というテーマのもと、カード開発とアイデア創出ワークショップも実施しました。

今後は、クライアントと『課題発見→カード開発→ワークショップ→ソリューション提供』を目指し活動していく予定です。

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