Roots Thinking Method

思考の壁を突破し、深層に眠る「本質」を発見。その価値を再定義する。それが、ルーツ・シンキング。


課題意識

近年、パーパス策定などのためにワークショップが多数行われる中、こんな声が聞こえてきています。

※これまでのワークショップの傾向

●書かれたポストイットの内容がほとんど一緒
●もともとわかっていたようなことしか書けず、新しい気づきがない
●寄せ集められた人たちが、自分の部署の利益代表のような発言をしている
●勝手な発散だけにとどまり、返って意見をまとめられなくなる
●まとめるとき、最大公約数的な、いいとこ取りにしかならない
●出来上がったパーパスが、つぎはぎだらけの理解不能なものになっている
●出来上がったパーパスに、人の心を動かす力がない
●報告したとき、社長が納得しなかった
●参加した人の満足度が低かった
●そもそもワークショップがおもしろくない

このような悲しい結果になる原因は、問いの立て方、深め方、発想の仕方がわからないことが原因です。

これからのワークショップ、ルーツ・シンキングの概要

パーパス策定を契機に、今ほど企業活動の「本質」が求められている時代はありません。しかし、本質を思考する方法は、これまで明確ではありませんでした。ルーツ・シンキングは、「そもそも、それはなぜ?」を深掘りすることによって思考を丸裸にし、本質をえぐりだす、広告のクリエイティブ発想を体系化した思考メソッド。

今までのワークショップではいいアイデアが出なかったり、期待した効果が得られなかったという皆様も。独自の問いの立て方と伴走によって、これまで考えたこともなかった深みまで達する未体験の思考の旅にお連れします。

 

クリエイティブ発想と、その意義

人の心が動くこと

広告クリエイティブの本質は、コミュニケーションの力で人の心を動かし、行動させることです。人は心で生きています。ですから、心が動かなければ主体的に行動することはできません。そして人の心は、単なる情報だけでは動かすことができません。正しいだけではなく、心が動かし、主体性のスイッチを入れることができる、気づきと熱意に満ちたナラティブの力が必要です。そこで私たちの経験と力が発揮されるのです。

思考体験が生みだす気づき

ルーツ・シンキングワークショップは、アイデアを出し尽くす過程で、自分や、組織の壁を崩していきます。徹底して本質に迫る思考体験は、組織と個人をつなぐ目的の探索でもあり、個々の気持ちを高めるとともに組織を融合し、新しい化学反応を生み出します。パーパスやMVVなどの最終アウトプットだけでなく、思考を掘り下げるワークショップそのものが、気づきと発見に溢れた、新しい知的体験となります。

 

 

どんな課題を解決し、何を実現するのか

・我が社(部署)の本当の存在意義は?
・どこへ向かえばいい?
・みんなの気持ちがバラバラになっている。
・社員一人ひとりに主体性が足りない。
・どんなマインドセットを持ち、何をやりがいにすべきかわからない。

先が見えないことで起こるこれらの不安や混乱。そんな悩みを解決し、なんのためにそれをやっているのかという目的意識を明確化。主体的に、具体的な一歩を踏み出せるようにします。

ルーツ・シンキングの二つの方法

ルーツ・シンキングは以下の二つの実施方法があります。御社が今、どのような状況にあり、何を生み出したいのかによって、最適な方法にカスタマイズ可能です。ご相談ください。

●ルーツ・シンキング・ワークショップ
グループによるワークショップによって、複数の脳の刺激を得ながら、今までにない個の意義や、集合知としての全体の意義を洗い出します。他者との対話の中から思考を丸裸にしていく体験そのものが、チームを新しい領域に導きます。想定人数・6名程度〜24名程度。(応相談)

●ルーツ・シンキング・インタビュー
企業トップなど、一人の人物に対してルーツ・シンキングメソッドを用いたインタビュー形式のワークを行い、深層を引き出しながら思考を丸裸にしていきます。対話形式で最大で2〜3人で行うことも可能です。

 

 

ルーツ・シンキングを用いたワークショップは、思考を掘り下げることによって心の奥深くに眠っていた自分の本音を顕在化させます。対象が自分自身ですので、参加者は自ずと強い関心を持ち、主体的に思考に参加します。それはファシリテーターの属人的な能力に頼った場の「依存的な活性」化や、もともとわかっていた意見を儀礼的にまとめただけの「諮問委員会」化、参加者が関心や興味を持つことができず、言われるがままに「烏合の衆」化しがちなこれまでのワークショップとは完全に一線を画します。

最終アウトプット

様々な要望に対応可能
ルーツ・シンキングワークショップは、意義の言語化を通じて、本当の課題はなんなのか、何が本当の目的なのか、そのために何をすべきなのかを洗い出します。

その結果、企業や組織、個人のMVVやパーパスを生み出すこともできますし、アクティベーションアイデアや商品のコンセプト開発、組織文化変革など、さまざまなアウトプットに結びつけることができます。

 

実績と声

これまでに多くのクライアント様でワークショップを実施、反響をいただいております。

実績:
精密機器製造業/総合飲料会社/B2B重工業/データ系スタートアップ/インテリアデザイン系スタートアップ/NPO/自治体/大学スポーツ部 など

声:
「2日間で、社員の心の底の本音が表出し、組織文化をゼロから作り直すことができた」
「今までの自分の考えだと思っていたことが、本当はちがうことに気づいた」
「今後、何をやっていけばいいか、輪郭が見えてきた」などなど

 

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